2021/09/29

一人暮らしに必要な冷蔵庫の適正サイズは？目安や選び方のコツ

一人暮らしを始める際には多くの生活必需品を準備する必要があります。中でも冷蔵庫は多くの人にとって必須の家電ですから、自身のライフスタイルに合った一台を選ぶ事が重要です。

この記事では、一人暮らし用に適した冷蔵庫を知りたい方へ向けて、おすすめのサイズや選び方の基準をご紹介します。

一人暮らしに必要な冷蔵庫のサイズは100〜200ℓ

冷蔵庫を選ぶためには適正サイズを把握しておかなければなりません。一般的に一人暮らし用の適正サイズは「100〜200ℓ」とされており、この範囲の中から自身のライフスタイルに合わせて選択することをおすすめします。

100ℓサイズ

特徴

一人暮らしに利用できる最低限のサイズです。冷蔵庫には2ℓのペットボトルが収納できるドアポケットが内蔵されていることが多く、冷凍庫も完備されています。保存容量は多くありませんが、最低限の食品や飲料を保存するには事欠きません。

おすすめのユーザー

基本的に自炊はせず、日々の食事を外食や惣菜などで済ませる方におすすめです。100ℓサイズの冷蔵庫は一人暮らし用として最もコンパクトな造りであり、設置スペースに制限がある方や購入費用を抑えたい方にも向いているサイズです。

150ℓサイズ

特徴

100ℓサイズに比べ全体的に容量が増加します。冷蔵庫には二重構造使用のドアポケットや野菜室が完備されているモデルもあり、冷凍庫の容量も広く取られています。

おすすめユーザー

週に数日の自炊習慣がある方におすすめのサイズです。一人分の食材保存に十分なスペースがあり、数日の間に使い切ってしまう程度の食品保存に向いています。100ℓサイズに比べて販売されている種類も豊富であり、選択の幅が広がる点もメリットです。

200ℓサイズ

特徴

冷蔵庫と冷凍庫以外に独立した野菜室が完備されているモデルが多い点が特徴です。安定した容量も魅力であり、食材のまとめ買いや自炊による作り置きにも対応できるスペースを有しています。

おすすめユーザー

ほぼ毎日自炊をする方におすすめのサイズです。自炊のためにはどうしても食材を保管するスペースが必要になります。200ℓサイズは冷蔵庫や冷凍庫に十分なスペースが確保されていおり、多くの食材や冷凍保存が必要になる自炊派の方に適した冷蔵庫です。

一人暮らしにおける冷蔵庫の選び方

冷蔵庫選びの基準になる要素はサイズだけではありません。購入するサイズが決まった後には、以下の点を考慮してみましょう。

設置スペース

冷蔵庫などの大型家電の設置スペースは限られています。引越しの際の搬入経路や冷蔵庫が配置できるスペースを予め把握しておきましょう。また、可動による熱を逃すために、壁や周辺物から10cm程度の放熱スペースを開ける必要があることにも留意しなければなりません。

〈一般的な冷蔵庫のサイズ〉

扉の開閉方向

冷蔵庫はモデルによって開閉方向が異なり、「両開き」「右開き」「左開き」の3タイプに分類されます。開閉方向は設置する部屋の間取りによって相性の良いタイプが別れ、障害物がない方向に開閉できることが望ましいでしょう。右開きタイプは左側に壁や周辺物がある場合、左開きタイプは右側に壁や周辺物がある場合に使い勝手が良くなります。

霜取り機能

冷凍庫の内部壁面に氷の塊が発生する現象を「霜」と呼びます。霜は放置すると増殖し定期的な霜取りが必要になります。霜取り作業が面倒な場合には、予め「霜取り機能」付きの間冷式冷蔵庫を購入しましょう。

ドアの数

100ℓやそれ以下の冷蔵庫の中には1ドアタイプも存在しますが、日々の使い勝手を考慮するならば冷蔵庫と冷凍庫が独立している2ドアタイプがおすすめです。目的に応じて個別開閉でき節電にも効果的です。

耐熱天板

耐熱天板とは冷蔵庫の上部に取り付けられている耐熱性の板のことです。天板が耐熱性であれば、冷蔵庫の上に電子レンジやそのほかの生活必需品を配置する事が可能です。

一人暮らし物件の間取りはキッチンやダイニングが狭いことも多く、家電の配置に苦労します。限られたスペースを効率よく使用するためには耐熱天板付きの冷蔵庫が望ましいでしょう。

まとめ

一人暮らし用の冷蔵庫はサイズやモデルも様々です。購入を検討する際には自身のライフスタイルを十分に考慮し選択するべきです。

「はじめての一人暮らしで何を選べば良いかわからない」といった場合は、一度家具家電付きの部屋に住んでみて、一人暮らしに必要なものを理解するというのひとつの手。LiVEMAXのセットアップ賃貸なら、一人暮らしに最低限必要な家具家電が揃った「スマートシリーズ」がおすすめです。